1.1.2 TurboLinux 7

  1. Linuxのインストール
    詳細は、パッケージに付属の説明書を参照してください。

  2. Linuxの起動
    インストール後にLinuxを起動し、rootでログインしてください。

  3. rpmファイルのコピー
    次のrpmファイルが必要です。 あらかじめ任意のディレクトリに、使用するプリンタに必要なrpmファイルを、ディストリビューションのCDからコピーしておくか、キヤノンのWebサイトからダウンロードしておいてください。
    bjfilterbjs500-2.0-1.i386.rpm -------- BJ S500用スクリプト、ライブラリなど
    (ここで2.0-1は、バージョン番号を示す数字です。) 
  4. BJフィルタのインストール
    Kterm等のターミナルソフトを起動し、次の例のように、rpmコマンドを使用して、BJフィルタをインストールします。

    [root@zzz /yyy]# rpm -ivh bjfilterbjs500-2.0-1.i386.rpm

    任意のディレクトリからrpmコマンドを実行する場合、パスを指定するか、cdコマンドを使って、カレントディレクトリをBJフィルタのrpmファイルがあるディレクトリにしておいてください。


    rpmコマンドの詳細は、Kterm等のターミナルソフトで man rpmと入力するか、次のURLを参照してください。
    http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/RPM-HOWTO.html

  1. printcapの編集
    最初にプリンタ設定ツールを使用して仮設定を行います。まずbjs500rawとbjs500psの2つのエントリーを作成してください。
    その後高機能エディタなどで、/etc/printcapを開きます。 printcapに以下の記述例との差異を修正・追加し、保存してからエディタを終了してください (エントリー名下の各行の順番は同じである必要はありません)。

    この後、プリンタ設定ツールを使って、新たなエントリーを追加更新すると、「:rw:\」の記述が消されてしまいますので、再度、手動で追加し直す必要があります。
    また、手動でprintcap内のエントリー名を編集してしまうと、一度printcapを削除してからでなければプリンタ設定ツールは起動しないので注意してください。



    Linuxにおける一般的な印刷環境の設定については、次のURLを参照してください。 http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/Printing-HOWTO.html


    【/etc/printcapの記述例】
    bjs500raw:\
     :lp=/dev/lp0:\
     :sd=/var/spool/lpd/bjs500raw:\
     :mx#0:\
     :sh:\
     :rw:\
     :if=/usr/local/bin/bjs500_raw:

    bjs500ps:\
     :lp=/dev/lp0:\
     :sd=/var/spool/lpd/bjs500ps:\
     :mx#0:\
     :sh:\
     :rw:\
     :if=/usr/local/bin/bjs500_ps:

  2. システムの再起動

以上でインストールは終了です。