F.2 コマンドラインからの印刷
Photo by (c)Tomoyuki.U(http://www.yun.co.jp/~tomo/photo.html)
Kterm等のターミナルソフトからの印刷には、コマンドラインで設定を行うコマンドラインモードと、UIで設定を行うGUI モードの2つがあり、パノラマサイズの印刷方法が異なります。
F.2.1 コマンドラインモード
コマンドラインモードでは、画像を加工した後、Kterm等のターミナルソフトのコマンドラインから印刷を実行すると、すぐに印刷が行われます。
- アプリケーションで画像の一部を切り取り、画像のアスペクト比を用紙のアスペクト比に合わせます。
GIMP などで画像の一部を切り取り、横長の画像の場合は、あらかじめ90度回転させておきます。画像加工の例は「付録G 画像の加工」を参照してください。
- bjfilter の起動オプションで、「--media superphoto」、「--papersize panorama」、「--borderless 」、「--full 」、「--location center」を指定します。
【image.bmpを印刷する場合の書式例】
bjfilterpixus550i --media superphoto --papersize panorama --borderless --location center --full
image.bmp >/dev/usb/lp0

F.2.2 GUIモード
GUI モードでは --full オプションにあたる印刷設定がありません。
以下のように画像を加工してパノラマ用紙へ印刷します。
- アプリケーションで画像の一部を切り取り、画像のアスペクト比を用紙のアスペクト比に合わせます。
GIMP などで画像の一部を切り取り、横長の画像の場合は、あらかじめ90度回転させておきます。画像加工の例は「付録G 画像の加工」を参照してください。
- bjfilter のUI 上で、用紙の種類で「スーパーフォトペーパー」を選択します。
- [ページ設定]シートをクリックして用紙サイズで「パノラマ」を選択し、「フチ無し全面印刷」と「フィットページ印刷(デフォルト設定)」を設定します。
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用紙のアスペクト比と印字領域のアスペクト比が異なる場合に生じる差を分散させるため「センタリング」も選択することを推奨します。
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