3.1.1 GUIモード

GUIモードで印刷する場合は、bjcupsコマンドを使用します。
BJフィルタの各種パラメータの設定方法については「4. フィルタの設定」で説明します。

 bjcups -P PIXUS550i [filename]

【sample.bmpを印刷する場合】

 [user@zzz /yyyy]$ bjcups -P PIXUS550i sample.bmp

  • コマンドを実行すると、BJフィルタのUIが表示されます。UI上で印刷オプションを選択して [OK] ボタンを選択すると、bjcupsコマンドはlprコマンドを起動し、ジョブがスプーラに投入され、印刷が開始されます。 [キャンセル] ボタンを選択すると、印刷せずに終了します。
  • プリンタ名を省略すると、デフォルトのプリンタが使用されます。

本UI上では、フィットページ印刷、フチ無し全面印刷とはみ出し量、およびユーティリティの機能は、使用できません。

bjcupsコマンドで起動されるUI上で使用できない機能は、コマンドライン上でbjfilterコマンドをroot権限で直接起動し、以下の書式で使用してください(ただし、ステータスモニタは利用できません)。
サポートする画像ファイルと、bjfilterコマンドで起動されるUI については「BJ フィルタ Ver.2.21 取扱説明」の「3.3.1 GUI モード」と「4. フィルタの設定」を参照してください。

 例: [root@zzz /yyyy]# bjfilterpixus550i --gui sample.bmp>/dev/usb/lp0